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古澤 当社では武蔵小杉にもマンションを開発しており、川崎市との街づくりの情報交換のなかで、今回の用地にも注目しました。まだなにもない土地でしたが、将来的には駅ロータリーなどの周辺が整備され、ポテンシャルが高くなると判断しました。駅に近いですし、すでに慶応大学のキャンパスもできています。
とはいえ、現状は未開発で人のにぎわいもない環境でしたので、当初から建築担当とも相談しながら進めました。その結果、有名建築家を入れてシンボリックな建物にしたらどうかと、早い段階から考えていました。
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清野 武蔵小杉再開発プロジェクトの場合、計画中に周辺の開発も進み、それなりのイメージができたのですが、新川崎はまさにこれから。なにもない土地でした。そこに流行のシンプルでモダンな建物、クールな建物を建てていいのかという議論があり、もう少しやさしい建物にしたほうがいいという意見も出ました。しかし、「そうではない。あのようなところだからシンボリックで際立った建物にしよう」ということで計画がスタートしました。
基本計画だけでも4パターン作っています。一番目はシンプルな箱形で14、5階くらいのもの。二番目はそれに付加価値をつけた二戸一エレベータのもの。両面がバルコニーになっているタイプです。
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三番目は、できるだけ高さを出せて建築コスト面もバランスのよい18階建てです。四番目はもっと高層のシンボリックなタワーにしようという24階建ての案です。いろいろ事業シミュレーションをしたのですが、やはり、タワーにすればするほど非常にコストがかかり、購入者の方の負担も増えてしまいます。そこで、三番目の18階建てで落ち着きました。
本当の効率を考えると、シンプルな箱形のほうが工期も短いし、総費用としては安くできます。しかし、隣接地に他のマンション開発も進むなか、個性化は絶対に必要だと考えました。そこで、総合監修をする建築家を立てて頑張ろうということになったのです。
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